フォトショップの基礎の基礎の基礎をやっていく企画です!
せっかくフォトショップを手に入れてもここがわからないと意味がない!
そんな超初心者レベルのお話です。
今回は1回目ということでレイヤーについてです。
【1】レイヤーってそもそも何
レイヤーってそもそも何?という話です。
Photoshopのデータは1枚の画像に見えて実はたくさんの画像が重なっています。
例えばタイトルの画像だとこんな感じです。
ではなぜレイヤーに分ける必要があるのか。
たくさん理由はありますがざっくりとこんな感じです。
- 分けておくことで、個別に変形や移動ができる。
- 修正したい時に、部分的に修正できる。
- 部分的な色変更や効果をかけることができる。
- 部分的にコピーや複製ができる。
- 調整前の状態を保存しておくことができる。
【2】レイヤーを作ってみる
とにかく1度やってみましょう。
・Photoshopを立ち上げて新規作成します。サイズは自由に。
・次にレイヤーウィンドウが出ているか確認します。
出ていなければ、ウィンドウ>レイヤーで表示させます。
・次にレイヤーウィンドウから、新規レイヤーを作ります。
・レイヤーを2つ作り、わかりやすいように色違いのペンで適当に何か描いてください。
これで背景(真っ白)・レイヤー1・レイヤー2が出来ました。
【3】レイヤーを移動させる
ツールバーから移動ツールを選びます。
この時上のバーに表示されている移動ツールの設定が
自動選択・レイヤーの設定になっているか確認してください。
先ほど描いた上のレイヤーの線をクリックするとレイヤーが選択されます。
ドラッグして移動させてみましょう。
【4】レイヤーを隠す
レイヤーは一時的に隠す(見えなくする)ことができます。
レイヤーウィンドウで、上のレイヤーの目のマークをクリックして消してみましょう。
重なり合う下側のみを修正したい時、
複数の組み合わせを試したい時など様々な面で役立ちます。
【5】レイヤーを変形する
次にレイヤーウィンドウから、レイヤー1を選択した状態で
一番上のバー(メニューバー)から 編集>変形>水平方向に反転 を適用します。
線が反転したと思います。
この他にも拡大縮小や回転など様々なことができます。
【6】レイヤーを同一色で塗りつぶし
レイヤー1を選択した状態で、色を今の線の以外の色に変えます。
そのまま下記ショートカットを実行します。
mac option+shift+delete
win Alt+shift+delete
レイヤーの不透明部分が同じ色で塗りつぶされたと思います。
これ以外にも下記ショートカットで、レイヤー全体をベタ塗りで塗りつぶせます。
mac option+delete
win Alt+delete
【7】描画モードと透明度を変更する
次にレイヤー2を表示させて
描画モードと不透明度を、乗算と30%にしてみましょう。
描画モードは他にもたくさんありますので、必要に応じて試してみてください。
【8】レイヤーを複製する
最後に、レイヤーを複製する方法です。
複製したいレイヤーを選択して、
レイヤーウィンドウの右下のアイコンにドラッグします。
複数のレイヤーを選択して複製すると、元レイヤーの上に同じ順序で複製されます。
1枚ずつ複製すると、各レイヤーの上に複製されます。
さて、今回ははじめの一歩としてレイヤーの初歩をご紹介しました。
次回は調整レイヤーについてご紹介しようと思います!