Photoshopで逆光加工をする方法

Photoshopで逆光

狙って撮るのは素人には難しい・・・劇的逆光写真をフォトショップで簡単に作れる方法をご紹介します。
とても簡単ですので慣れれば5分もかかりません。

 

【1】逆光レイヤーを作る

まず元になる写真を開きます。

Photoshop逆光_Before

 

次にレイヤーウィンドウの右下から[新規レイヤー]を作り
わかりやすいように名前を[逆光]とします。

逆光1

 

次に逆光レイヤーを黒(R0.G0.B0)で塗りつぶします。

逆光2

 

[逆光]レイヤーを選んだまま、フィルター>描画>逆光を選びます。

逆光3

 

逆光レイヤーのプレビュー部分の[+]を動かしてみてください。
方向などがいじれますので写真に合わせて調節します。
[明るさ][レンズの種類]も写真に合わせて選びましょう。

逆光4

 

今回はこのような感じにしました。
光の始まる位置などはあとで調整しますので、大体でいいです。

逆光5

 

 

【2】逆光レイヤーの色を調整する

次に光の色合いを調整します。
今回は青方向の写真なので、青方向に調整します。(青いものを撮ってるとかいう話ではないです)
『青方向とか赤方向とかよくわからん!』という方は、色調整の項目はスキップしてください。そのままでもOKです。

 

まずレイヤーウィンドウの右下から、[トーンカーブ]の調整レイヤーを作ります。

逆光6

 

ブルーを上げて、レッドを下げます。
写真に合わせて自由に調整してください。

逆光7

 

こんな色味になりました。

逆光8

 

 

【3】仕上げ

色調整をスキップした方はここから復活してください。

 

[逆光]レイヤーを選んだ状態で
フィルター>ぼかし>ぼかし(ガウス)を選んでください。

逆光10

 

違和感が出ない程度にぼかします。
あまりぼかしすぎないようにしてください。写真に馴染む程度です。

逆光11

 

次にレイヤーウィンドウの[トーンカーブ]レイヤーの上で右クリックし
[クリッピングマスクを作成]を選択します。(色調整項目をスキップした人は無視)

逆光9

 

レイヤーウィンドウの[逆光]レイヤーを選択した状態で
ウィンドウ左上の方の[通常]になっているタブをクリックし[スクリーン]に変更します。

光の位置がずれているので、[逆光]レイヤー全体を移動させたり回転させて、位置を調整します。

逆光12

 

完成です!

Photoshop逆光_After

今回は太陽光ですが、メタリックな表現の照明の演出などや
ファンタジー系の加工などにも使えます。ぜひお試しください!

2件のコメント

  1. オレンジ
    2019年7月21日

    この手順だと最下層の背景が隠されたままになりませんか

    1. 管理者
      2019年7月23日

      逆光レイヤーをスクリーンにしたら下の絵が出てくるはずですので、なりませんね。

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